嫌いな人を遠ざけるなんてもったいない!苦手だからこそ学べることがある!!
なんか嫌だな、この人。って思っちゃう人ってきっと誰にでもいるはず。
わたしは会うと必ずイライラしてしまう、気分を落としてしまう人がいる。でもその子とは、年に何度かは会うようにしている。
嫌いだから避けるとか縁をきってしまうんじゃなくて、嫌いな人からだって学べることがあるのです。
例えば、わたしが嫌っているA子。
彼女は、常にネガティブで自分勝手、それに自分が優位でないと機嫌が悪くなるタイプ。
だから、会うと絶対に彼女の悪口を聞かないといけない。
それに、人のいい話を嫌うから嬉しかった話はできない。
楽しくて笑うなんてことは、本当にない。永遠に彼女のネガティブ話を聞かされる。
一緒にいるのが苦痛に感じてしまうほどなのだ。
初めて会ったときは、「なにこいつ」と正直思った。
絶対「友達」になんかなるかって。
顔見知りになって、学校で会うと話すようになると
自分はこんな奴になりたくない、
自分は人にどのように思われてるのか、とふと思うようになった。
自分は友達にネガティブを伝染してしまってないか、我儘になってないかと自分を見つめ直すようになった。
彼女と話していると、自分はこんなことしないでおこう!
と気付くことができる。自分を見つめ直すきっかけになるのだ。
「誰かを苦手だと感じるということは
相手のどこかが自分に似ているところがあるからだ。すぐにシャットアウトしないで、自分を克服しろ」
いつか母に言われた言葉である。
自分の短所を直すのは簡単なことじゃないし、自分のダメな所を受け入れることさえ難しい。
でも、難しいからしない。簡単だからするとか、そういうことじゃない。
とにかくやってみる。行動にしてみることが大事なのだ。
これから生きていくなかで、全員と仲良くしろ、とわたしは言ってるわけじゃない。
いろんな人がいるから、「みんな友達」なんてありえない。
シャットアウトするのもアリだけど、
狭めてしまうとその分、自分の成長を止めてしまうことになる。自分の好きな、楽な人との付き合いしかできない人間になってしまう。
嫌いな人がいるなら、好んであうべき。
その人に会えば、イライラするだろうけど、
自分の欠点も目に見えてくる。
誰にでも平等に接していると思っていても、
苦手な人相手だとムスッとした表情になってしまってたり、キツイ態度をとってしまってたり。
そうしてしまうと今目の前にいる、「嫌な奴」と同じくらいに自分も「嫌な奴」になってしまっているのだ。
人のふり見て我がふり直せ
この言葉のように、人を見て自分を見つめ直すきっかけになってほしいと思う。
ただ、嫌いな人に会うのは 相当なストレスになるから ほどほどにしておくのが、おすすめ。(笑)