なぜ好きでもないのに優しくするのか
人からよく思われたい。
いい人だと言われたい。
口には出さずとも、これは誰もが思ってるはずなのだ。
ほとんどの人が初対面の人と話すとき自分をよく見せようとする。
初対面の人に限らず、あまり話したことのない人、知り合い程度の人にも
人はとても優しかったりする。
時間なんてないのに、その人の分の資料もついでに作ったり。
旅行に行ったら必ずお土産を渡したり。誕生日プレゼントしたり。
テスト前に、休んでいた人に講義ノートを貸してあげたり。
なぜ、そこまでするのか。
気心のしれた友達、家族に対しては、なーにもしない。
口調だって、きつくなってるはずだ。
「〇〇〇だからいいや」
「お母さんはどうせ許してくれる」
どこか適当な対応になっていないだろうか。
自分にとって近い存在の人にほど、雑に扱い、
遠い存在の人にほど丁寧にコミュニケーションをとる。
本当にそれが正しいのか。